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アレルギー性肺疾患とは
アレルゲン(アレルギーの原因物質)を吸い込むことで肺に炎症が起こる病気です。例えば、カビやダニ、鳥の糞、特定の化学物質などが原因として挙げられます。
アレルギー性肺疾患の症状
- 乾いた咳
- 痰がからむ
- 息切れ
- 喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音)
- 胸の痛み、圧迫感
これらの症状は他の呼吸器疾患でも見られるため、正確な診断には医師の診察が必要です。原因物質の種類や量、患者さんの体質などによって症状が異なりますので、気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
アレルギー性肺疾患の種類
過敏性肺炎

カビや鳥の糞など、特定の化学物質を繰り返し吸い込むことで、肺に炎症が起きる病気です。エアコンのカビが原因となる「夏型過敏性肺炎」や、加湿器が原因となる「加湿器肺」、農家・鳥飼育者に多い「農夫肺」や「鳥飼病」などがあります。主な症状は咳や息切れ、発熱です。
好酸球性肺炎
血液中の好酸球という白血球の一種が肺に集まり、炎症を起こす病気です。原因は、喫煙、寄生虫やカビの感染、薬剤アレルギーなど様々です。咳や息切れ、発熱、胸の痛みなどを伴います。
気管支喘息
ダニやホコリ、ペットの毛などに反応して気管支が狭くなり、咳やゼーゼーする呼吸(喘鳴)、息苦しさが起こる病気です。アレルギー性肺疾患の中でも特に多い病気です。
アレルギー性肺疾患の検査と治療
検査について
- 血液検査
- 胸部レントゲン
- 胸部CT検査
- 呼吸機能検査
診察では生活環境や職業、過去の病歴を詳しく伺います。その後、血液を採取して、アレルギーに関する検査を行います。肺の状態を見るために、レントゲンやCT検査を行う場合もありますが、どの検査が必要かは、症状や疑われる病気によって異なります。
治療について
治療方法は主に以下の2つです。
- 原因を取り除くこと(原因療法)
- 症状を和らげること(対症療法)
何よりも大切なのは、原因となるアレルゲンを避けることです。例えば、カビが原因なら、部屋の掃除や換気をこまめに行うことが大切です。空気清浄機の使用も効果的でしょう。症状を和らげるためには、お薬を使用することもあります。例えば、炎症を抑える効果が高いステロイド薬、気管支を広げて呼吸を楽にする吸入薬、アレルギー反応を抑える抗アレルギー薬など、原因に応じた対処を行います。
気になる症状がある場合は早めの受診を

アレルギーに起因する肺疾患には、様々な種類があります。症状だけではどの病気か判断するのは難しいので、気になる症状があれば、呼吸器科を受診しましょう。
当院では、呼吸器内科を専門とした医師による診察を提供しております。些細なことでも構いませんので、お困りのことがあればいつでもご相談ください。