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- 咳が続く・長引く咳
こんなお悩みはありませんか?
- コンコンと乾いた咳が出る
- 痰が絡む咳が出る
- 夜間や明け方に咳がひどくなる
- 色の付いた痰が出る
- 階段や坂道で息が切れる
- 安静にしていても息苦しさを感じる
- ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音がする
- など
咳が出ると風邪のせいだとそのままにする方も多いと思います。しかし、熱が下がったのに咳が止まらない、痰が絡むなど、いつからその症状が出ているのかよく確認しましょう。隠れた疾患が原因の可能性もあります。上記のようなお悩みや「もしかしたら?」と思うことがあれば遠慮なくご相談ください。
長引く咳の原因とは

咳は気道内にある異物を排出するために起こる体の防御反応です。長引く咳の原因として、風邪やインフルエンザなどの感染症、気管支炎や肺炎などの呼吸器疾患が考えられます。風邪を引いたときによく咳が出ますが、そのほとんどは1~2週間前後で治まります。
また、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性的な病気や、心不全、肺がんなどの重篤な病気が原因で咳が出ていることも考えられます。咳が3週間以上続く場合は、他の病気が原因となっている可能性がありますので、原因を特定した上で治療を行うことが大切です。
考えられる疾患
肺がん
肺がんの主な原因は喫煙です。初期の肺がんは、症状が出ないことも多いのですが、進行すると以下のような症状が現れることもあります。
- 咳が長く続く
- 痰に血が混じる
- 息切れする
- 胸が痛くなる
- 体重が減少する
初期のうちに発見すれば手術が可能ですが、手術が難しい場合は、放射線治療や抗がん剤による治療が選択されることもあります。
当院では肺がんの早期発見を目指して、CTを用いた肺がん健診を積極的に行っています。検査や治療が必要な場合は、迅速に精査可能な病院へ紹介いたします。また肺がんにおける緩和ケア治療も実施可能ですので、お気軽にご相談ください。
心不全
心不全は、心臓が血液をうまく送り出せなくなり、肺に血液が溜まりやすくなる病気です。この溜まった血液が肺の組織を刺激し、咳を引き起こします。コンコンと乾いた咳や、痰が絡む咳が出る場合、心不全の疑いが考えられます。
特に、安静にしていても息苦しい、横になると咳がひどくなる、ピンク色の泡状の痰が出るといった症状がある場合は、早めに当院へご相談ください。
細菌性肺炎
感染症による肺炎は大きく分けると、細菌性肺炎とウイルス性肺炎の2つです。細菌性肺炎は肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマ菌などの細菌が原因で起こり、発熱や湿った咳、黄色や緑色の痰が出ることがあります。マイコプラズマ肺炎は乾いた咳が長く続くのが特徴的です。
ウイルス性肺炎はインフルエンザウイルス、コロナウイルスなどのウイルスが原因で起こり、一般的な風邪の症状とよく似ています。
どちらもひどくなると激しい咳や痰、息切れなどの症状が出るため、X線検査、CT検査、痰の培養検査や採血検査による早めの診断、治療が必要になります。予防策としては、ワクチン接種(肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチン、コロナワクチン)が推奨されています。当院ではワクチン接種も可能ですので、ぜひご検討ください。
喘息など

気管支喘息は一般的に「喘息」と呼ばれています。気道にアレルギーの炎症がおきて刺激に敏感になり、発作的に気道が狭くなり、喘鳴(のどがゼーゼー鳴ること)や咳・痰が出て息苦しくなります。夜間や早朝に発作が出やすい特徴があり、時に呼吸困難を起こし、命にかかわることもあります。原因としてはチリダニやハウスダスト、ペットの毛、カビなどのアレルギーに起因することが多いとされています。
喘息は放置したり炎症が進みすぎたりすると治りにくいため、日頃から良いコントロール状態を保つこと、原因となっている物質(抗原)を回避することがとても大事です。治療は吸入ステロイド薬が主体となりますが、他の吸入薬やアレルギー薬を併用することもあります。当院は、成人から小児喘息(2歳以上)まで対応しておりますので、「喘息かも?」と思われたら一度ご相談ください。吸入薬の使い方指導もさせていただきます。