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- 特発性肺線維症(IPF)
特発性肺線維症とは
特発性肺線維症(IPF)とは、肺の間質(肺胞を支える壁)に炎症が起きて肺が硬くなる「間質性肺炎」のなかでも、原因が不明なものをさします。IPFは国の指定難病である特発性間質性肺炎の1つです。
特発性肺線維症の症状

主な症状は、乾いた咳と息切れです。階段の昇り降りなど、体を動かした時に息が切れるようになります。また、指先が太鼓の「ばち」のように丸くなる「ばち指」が見られることもあります。
特発性肺線維症は男性に多い
IPFの患者さんは、女性よりも男性に多いのが特徴で、加齢とともに発症する割合が増加します。発症の原因は不明ですが、加齢以外に喫煙や感染症、生活環境など、さまざまな原因が考えられます。
特発性肺線維症の診察と治療
診察について
胸部レントゲン検査や胸部CT検査で肺の状態を確認します。特に、CT検査では、肺の線維化の様子を詳しく調べるのに役立ちます。検査結果と、症状や身体的所見などを総合的に判断して診断します。
治療について
抗線維化薬を投与し、肺の線維化の進行を遅らせます。これにより、呼吸の機能が急激に悪化する急性増悪を減らす効果が期待できます。症状を和らげるために、咳止め薬や酸素療法なども行われます。治療は高額になることが多いですが、一定の重症度基準を満たせば難病医療費助成制度の対象となります。
特発性肺線維症は早期発見・早期治療が大切です

特発性肺線維症(IPF)は、進行性の病気ですが、早期診断と適切な治療によって病気の進行を遅らせ、症状を和らげることができます。乾いた咳や息切れなどの症状が続く場合は、早めに呼吸器内科を受診しましょう。また、禁煙や感染症予防、適度な運動など、生活習慣の改善も病気の進行を抑えるのに役立ちます。不安な症状があれば、いつでも当院へご相談ください。